新型コロナウイルス感染症の拡大で外出自粛が呼びかけられ、身体活動量が減少し運動不足の方が増えていると言われています。
それにより筋力低下が起こると、ちょっとしたことでも転びやすくなってしまいます。
転倒で骨折すると、そのまま寝たきりになってしまいかねません。
外出自粛が続いている時でも、健康維持のための体作りを適切に行う事が大切です。
そこで今回は、筋力低下を防ぐための自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介いたします。
バランス訓練


【方法】
・右手と左足、左手と右足を交互にしっかり伸ばし、10秒キープします。
☆フラフラしないことがポイントです!
【効果】
・体幹・腰回りの筋力を強くします。
・バランス感覚を鍛え、歩行時のフラツキを改善します。
起立訓練




【方法】
1. 椅子に少し浅く座り、足を引いておきます(手は胸)。
2. おじぎをするように体を前に倒します。
3. 膝・足先に体重をせながらゆっくりとお尻を上げ、立ち上がります。
☆ゆっくりと立ち座りを行うことがポイントです!
【効果】
・足腰の筋力を強くします。
・立ち上がり動作が安定し、歩行能力が向上します。
腹筋運動


【方法】
1. 椅子に座り、両手を頭におきます。
2. 体を捻るように、ゆっくりと息を吐きながら、5秒かけて右ひじを左膝に近づけていきます。
3. 同じように、左ひじと右膝を行います。交互に行ってみましょう。
【効果】
・腹筋を強くします。
・腰痛予防や起き上がり動作がスムーズにできるようになります。
※難易度アップ!
・右ひじを近づける時に、左膝をもち上げ
ましょう。
・足をもち上げることで歩行時の足の上がりが
良くなります。

どの運動も、痛みのない範囲で無理せずに行ってください。
まずは、ゆっくりと10回程度から始めてみましょう。